むすんでひらいてさんは、全国200店以上のスーパーやディスカウトストアにお弁当やお惣菜のテナントを展開する企業です。どのお店におじゃましても、まず目に入るのは元気なパートさんたちの姿。自分の息子、もしかしたら孫にあたる年代の店長や社員と力を合わせ、笑顔でお店をもり立てています。なぜパートさんたちが笑顔でいられるかというと、ズバリ、大切にされているからだと思います。原田社長が常々「ウチの会社でいちばんエライのは、パートさん」と公言しているくらいです。
ある時、本社に取材に訪れると、広いテーブルいっぱいに何やらリボンをかけられた小箱が並んでいました。聞けば、その月に誕生日を迎える従業員全員に贈るお菓子のプレゼントだとか。なるほど、箱の表には「お誕生日おめでとう!ハラダ」と、社長の手書きのメッセージが添えられています。全従業員、つまり社員もパートも分け隔てなく全員に贈るところに、この会社の「社柄」を感じます。あるパートさんは、「誕生日を楽しみに待つなんて、何十年ぶり?」と、満面の笑みで話してくれました。誕生日プレゼントだけでなく、アメリカ海外研修にも長年頑張っているパートさんを招待。毎年、大きなホテルで実施する謝恩パーティには従業員の家族も参加OKだそうです。母と娘、親子2代で働くパートさんも珍しくないという話も、うなずけます。
元気なパートさんたちと一緒に汗をかきながら店舗運営を担う社員の皆さんも、パートさんの笑顔に負けないくらい、いい顔しています。「メニューの選定も、商品の製造数を決めるのも、すべて現場に任されています。責任も大きいけど、達成感はそれ以上」と、社員は異口同音に語ります。「妻に言われました。忙しそうなのは前と同じだけど、表情が全然違う。天職だね、って」とは、異業種の会社から転職した30代の社員の言葉です。
もちろん、任せれば即、社員が活性化するかというと、世の中はそれほど単純ではありません。取材を進めてわかってきたのは、むすんでひらいてさんの社内には、現場に任せっぱなしにせず、周囲が見守る文化が浸透していることです。数字に表れない努力も含めて、成果や工夫をしっかり評価。成果が出ない時は、タイミングよく上司のアドバイスが入る…といった話を、取材先で何度も聞きました。
採用業務を担当する人事課の野下和樹さんは、社員によく「楽しく仕事しなきゃ!」と話しているそうです。「楽しい仕事とは、指示命令に従うのではなく、自分で考えて動くスタイルです」。自分で考えたことだから、成功しても失敗しても反省が生まれ、次のチャレンジにつながる、というわけです。そんな日々を送る社員の定着率は、実に90%以上だとか。ただ任せるだけの会社じゃ、こうはいかない。「人がど真ん中」の会社ならではの空気感を伝えたい…そう願いながら、パンフレットやモチベーションスライドを制作しました。ぜひご覧ください!
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