「お客様のために」を徹底する、沖縄建設業界の革命児。[大鏡建設]

取材レポート

人は見た目じゃわからないといいますが、会社もそうなんですよねぇ。大鏡建設さんは、沖縄生まれ、沖縄育ちの建設会社。本社を訪ねてみると、驚きました。なんと賃貸マンションの中にあるんです。しかもかなり年季が入った建物で、正直最初は「ほんとにここが本社?」と不安になったほど…。でもこの会社、沖縄では知る人ぞ知る成長企業なんですよ。沖縄県内ハウスメーカーランキングの共同住宅部門では常にトップクラスの実力。しかも、業界のさまざまな常識をくつがえしてきた会社なんです。

例えば、賃貸用共同住宅の企画から建設、販売までを一貫して行うビジネスモデルを、沖縄でいち早く始めたのが、大鏡建設さんでした。その後は賃貸管理部門も発足。入居者募集や物件の管理業務までトータルにサポートする体制を作り上げています。つまり「作って終わり」ではない、建設会社の新たなビジネススタイルを沖縄で切り開いてきたのが大鏡建設さんなんです。

また、同社が企画するアパートやマンションは、見た目や間取りも、ひと味違っています。外装材には、それまでの沖縄の共同住宅にはほとんど見られなかった「タイル」を採用。高級感を醸し出すと同時に、汚れも目立ちにくくしました。間取りも、従来の沖縄様式を一掃し、よりモダンに使いやすく工夫。その一方で、家賃はあえてそれまでの沖縄の相場よりも高めに設定しました。当初は同業者から「そんなに高い家賃で、人が入るわけがない」と馬鹿にされたそうですが、結果は逆。同社の物件は常に高い入居率を誇り、オーナーさんに喜ばれています。

こうした革新的な戦略の数々は、平良武雄さん(先代社長)、修一さん(現社長)という二代にわたる経営者によって導かれてきました。背景にあったのは、将来への強い危機感。特に修一さんが入社した2000年頃は業績が低迷し、「なぜ売れないのか?」「どうすれば会社が生き残れるのか?」と悩む日々だったといいます。そこから脱却するきっかけは、それまでたよってきた公共工事をスパッとやめ、民間工事一本に絞る覚悟をしたこと。「お客様は誰か?をはっきりさせたことが大きかった」と平良修一社長は振り返ります。誰のためにつくるのか。誰を喜ばせればいいのか。目的を明確にしたことで、やるべきことも明確になったのだとか。詳しい内容はパンフレットにまとめてありますので、ぜひご覧いただきたいと思います。

社長取材でもう一つ印象的だったのは、沖縄への熱い思いです。「沖縄は今、建設ラッシュ。再開発も次々と進んでいますし、昔作った建物の建て替え時期も来ています。なのに、作る人が足りないんですよ。特に、次の時代を担うべき若い人材が足りません。10年後、20年後の沖縄のことを考えると、今すぐ、人を育て始めないといけないんです」

そして始めた新たな取り組みの一つが、業界では異例の「9連休制度」。建設業界のイメージを払拭するとともに、社員のさらなる成長を引き出すことが狙いだと平良社長はいいます。「社員たちには、普段はできないことをやってほしいんです。仕事をしているだけでは、創造性は出てこないから」。かくいう平良社長も大学時代はバンド活動に熱中していたのだとか。現在の柔軟な会社経営にも、若き日のさまざまな経験が活かされているのでしょうね。

その一方で、広告にかける費用などは最小限に節約。先代から受け継いだ本社を今も大事に使い続けているのも、まずはお客様や社員に投資をするためだとか。そう聞くと、年季の入った本社がとても居心地のよい、素敵な空間に思えてきました。ぶれることのない沖縄や人への熱い思いが、多くの学生さんたちに届くことを心から願っています。
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    mojima

    コピーライター。西南学院大学落語研究会を卒業後、「はりまや」での修業を経て、1994年よりフリー。 1年間にインタビューする人数は、なんだかんだで100人以上。社長から、新人社員、農家、大学教授、アスリート、沖縄のおばぁまで、「人」の話に耳を傾け、「言葉」にするのがライフワーク。

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コピーライター。西南学院大学落語研究会を卒業後、「はりまや」での修業を経て、1994年よりフリー。 1年間にインタビューする人数は、なんだかんだで100人以上。社長から、新人社員、農家、大学教授、アスリート、沖縄のおばぁまで、「人」の話に耳を傾け、「言葉」にするのがライフワーク。