「おかしいな」「このままじゃマズイな」。そう思ったなら、まずその場から逃げなさい。「恥」ではありません。

Pick Up Topic

新入社員のかたに起きた悲しい出来事がネットで話題になっています。

ひとつは、新国立競技場建設に携わっていた1年目の男性のこと。
以前より、工期についてはかなり無理があるとの指摘を多くの専門家のみなさんがされていたようですが、やはり現場は大混乱のようです。そんな中、過重労働を強いられていた社会に出たばかりの若者が自ら命を絶ちました。ニュースをみ読む限り、彼は会社を休み、その場から離れる選択をしたようなのですが、なぜか遠く離れた場所で死を選んでいます。私には想像もできない葛藤の後の選択なのでしょうが、そのまま「逃げる」という選択はできなかったのかと考えてしまいます。想像するに「親に申し訳ない」「恥ずかしい」「ダメな奴だと思われる」というようなことが頭をよぎったのかもしれませんが、そんなことは長い人生においては些細なことだと、なぜ思えなかったのでしょうか?

そして、もうひとつは製薬会社の新人研修中に起きたこと。すでに4年の月日が経っている出来事ですが、ご両親が製薬会社、研修を請け負った会社、担当講師を相手に訴訟を起こされたことで、広く世間がこの出来事を知ることになりました。こちらについても、多くの記事がネットに出ているので内容は割愛しますが、これから社会に出るみなさんに知っておいてほしいことがあります。

それは、入社した会社や組織で「おかしいな」「このままじゃマズイな」と感じたら、その場から逃げてください。社会に出れば、多くの壁や無理難題にぶつかります。ただ理不尽だと感じることまで、真正面から受け止める必要はありません。そしてご両親や友人に話をしてください。私にも大学生の子がいますが、どんなに贔屓目に見ても未熟です。もしこのようなケースと同様な状態に追い込まれたら、冷静な判断ができないのでは?とも思ってしまいます。

少し前のドラマで「逃げるは恥だが役に立つ」というものがありましたが、「逃げる」のは決して恥ではありませんよ。

  • hana
  • この記事を書いた人
    hana

    クリエイティブディレクター 兼 代表取締役 採用領域のクリエイティブに1989年より携わる。リクルート社を退社後、2012年3月にRCD設立。ビールをこよなく愛す、age 50 years。

ABOUTこの記事をかいた人

hana

クリエイティブディレクター 兼 代表取締役 採用領域のクリエイティブに1989年より携わる。リクルート社を退社後、2012年3月にRCD設立。ビールをこよなく愛す、age 50 years。