求人のプロが教える!給与のミカタ 〜私たちは求人広告にだまされている!?〜

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こんにちは!けいこです。
以前、月収30万円と月給30万円の記事を書いたとき、思いがけずたくさんの反響をいただきました。
20万円のケースは?25万円なら?35万円だったら?

月給と月収の違いとは。総支給が30万円なら手取りの給与はいくら?

2018.01.19

・・・すみません。
全部に答えられません(涙)

しかも、住む地域や年齢などによっても収入は変わってきますから。一概にあなたのケースはこう!とご案内できないのが実情です。ご理解ください。ごめんなさい。

と、弁解のために今回記事を書いているわけでは、ありません。
(ちょっと弁解もさせていただきたいですが。)
ご質問をいただく中で、
「あー、みんな給与に関して、勘違いしていること、まだあるなぁ」と感じたもので
本当は教えたくないのですが、ちょっとだけ、求人広告に書いている給与のカラクリをご紹介します。


(1)例はあくまで例!

求人広告にある「月給35万円も可能!」という文言。
「年収例:500万円(営業/入社3年目)」という例。

・・・これはあくまでもモデルケース!!あなたに該当するとは限りません。参考程度にしましょう!

(2)手当含みの給与
月給27万円(通勤手当2万円含む)というケース。

基本月給は25万円+通勤手当2万円ということになります。
実は基本給には所得税がかかりますが、通勤手当には所得税はかかりません。月の手取りとしては同じ27万円でも手当を含んでいる方が多くなります。
一方で、賞与は「基本給×3ヶ月分」といった、基本月給ベースで計算する企業がほとんどです。

賞与(3ヶ月分)を含めた年収で比較をすると・・・
*月給27万円(基本月給25万円+通勤手当2万円)×12ヶ月+賞与(25万円×3ヶ月)=399万円
*基本月給27万円×12ヶ月+賞与(27万円×3ヶ月)=405万円

おやっ!!こんなにも違います!

(3)さらに、残業手当含みの給与

国会でもとりだたされておりましたが、裁量労働時間制という働き方があります。
そのほか事業場外労働時間制やフレックス制といった、さまざまな勤務形態があります。
※気になる方は以前の勤務形態に関する記事をご覧ください→こちらから

そういった勤務形態の多くが、給与に一律残業代を含めています。
求人広告でよく目にする「月給30万円(残業代一律5万円/40時間分含む)」ってやつですね。

分解するとこうっ!
月給25万円+残業代5万円=月給30万円。

ちなみにこのケースは、残業してもしなくても残業代が月に5万円でます。
効率よく働いて残業がない方にとっては、ラッキー!!
もし残業が規定の時間(上記の例では40時間)を超えた場合、超過分は支払われますのでご安心を。(一部の勤務形態を覗く)

あとは、月給が50万でも賞与が全くない場合だってあります。
初任給は最低賃金ギリギリでも、トントンと昇給して生涯年収で見ると、平均の倍ほどになるケースもあります。

給与に関しては、求人広告上の明確な表記ルールが法律で決まっているわけではありませんので、転職者のみなさんご注意ください。

  • keiko
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    keiko

    2006年R社に新卒入社。求人広告営業を3年半経験したのち、退職。結婚に向けて残業のないコールセンターでの仕事を始めるも、当時の彼氏と破局。仕事しかない!と一念発起したタイミングで、R社時代の仲間より声をかけられRCDに就職を決める。今年で入社6年目のアナログ人間☆

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2006年R社に新卒入社。求人広告営業を3年半経験したのち、退職。結婚に向けて残業のないコールセンターでの仕事を始めるも、当時の彼氏と破局。仕事しかない!と一念発起したタイミングで、R社時代の仲間より声をかけられRCDに就職を決める。今年で入社6年目のアナログ人間☆