ブラック企業(バイト)からの脱出方法

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いつまでたっても無くならないブラック企業(バイト)問題。毎年のように、メディアを賑わせるだけでなく、残念なことに亡くなる人も後を絶ちません。

いろんな識者の方が、さまざまな発言をされていますが、改善の兆しはあるのでしょうか。いちばんの原因は雇用する側(経営者や管理職)の意識の低さであるのはもちろんですが、雇用される側の自らを守るための知識の無さも原因のひとつでは?と思わなくもありません(雇用される側も悪いと言っているわけではないですよ)。会社と従業員は、「雇用契約」によって関係が成立していますし、常時従業員を10名以上雇用している企業には、就業規則を作成し、行政官庁への届け出も義務付けられています。「雇用契約書」「就業規則」にはきちんと目を通しましたか?間違いなく、従業員側に不利益になるような記述はありません。権利ばかりを主張するのもどうかとは思いますが、最低限の会社の決まり事ですので、読んでおくことをお勧めします。

そのうえで、

「もう、無理だ!」

と思ったならば、極端な手段かもしれませんが出社しなければいいんです。さまざまな罰則規定が設けられていたというニュースを目にしますが、報道でも指摘されている通り、基本的にすべて違法です。

 

辞めたいという意思が固まっているのであれば、本社人事に「退職届」を送ってください。ここで間違ってはいけないのが、届け出の名称。

「届」ですよ。

「退職願」ではダメですよ。

 

「退職届」を提出すると、2週間以内で退職扱いとなります。そうすると、会社側がどんなに引き留めたいと考えていても、拘束することはできません。ちなみに理由も「一身上の都合」だけで大丈夫です。ただ、ここに書いたことはあくまでも最終手段です。雇用側が、著しく法律を違反しているブラックな場合に限ります。そうでないケースであれば、あなたの単なるわがままでしかありません。ひとつ言えることは、バイトを辞めるにしても、会社を退職するにしても、せっかく縁あって、一時期を共に過ごしたのですから、円満に退職するにこしたことはないということ。仮に会社を離れることになっても、その後、縁が続くことはよくあります。「人脈」ですね。社会人としてもそうですが、「人」としても「人脈」に勝る宝はありません。せっかくの出会いは大事にしましょう。

国も、新しい取り組みを始めています。

「若者雇用促進法」がそれ。

雇用する側に、募集に際して「固定残業代の表記」や「職場情報の開示」を義務付けています(これですべてが解決するとは思いませんが・・・)。

ハッキリしていることは、この国の法律は、「労働者保護」のスタンスでつくられています。

もし、聞いていたことと違う、全然休ませてもらえないなど「おかしいな」と思ったなら、一人で悩まず、公的機関にまずは連絡しましょうね。敷居が高いと思うのであれば、家族や友人に話しましょう。決して恥ずかしいことではありませんから。

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    hana

    クリエイティブディレクター 兼 代表取締役 採用領域のクリエイティブに1989年より携わる。リクルート社を退社後、2012年3月にRCD設立。ビールをこよなく愛す、age 50 years。

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