リファラル採用で見えてくるもの。

Pick Up Topic

数年前から注目されている採用手法のひとつに、リファラル採用が挙げられます。簡単に言うと、社員が知り合いを会社に推薦すること。この背景には、労働人口の減少や景気上昇による人手不足・採用難があるのは事実です。それともうひとつ、せっかく入社してくれたのに採用ミスマッチによってすぐに退社する人を減らしたいという企業側のニーズが高まっているからでしょう。

では、リファラル採用には、一体どんなメリットがあるのでしょうか?

まず第一に、自社の社員自らが知り合いを紹介するということで、

  • 本人が会社や仕事に満足していなければ、知人・友人を紹介するはずがない
  • わざわざ自分の立場がなくなるような人物を紹介するはずがない
  • 人事が把握していない現場のニーズを知れることもある

ということが挙げられます。

 

一方、紹介される側も、

  • 知り合いが紹介してくれるので、その会社に対して一定の安心感が持てる
  • 人事(採用窓口の人)には聞きにくいことも、知人であれば遠慮することなく、事前に確認することができる
  • 会社が社員を信用していることが制度から見て取れる

のようなメリットが想像できます。

 

では、デメリットはどんなことが考えられるでしょうか?

・入社した人が、期待した成果やパフォーマンスを発揮できなかったら?紹介した社員の立場はどうなる?

・将来、キャリアチェンジやキャリアアップを図りたいと考えた時に、辞めるという選択は容易に取れるのか?(紹介してくれた人に迷惑はかからないだろうか?)

・紹介されて入社した人が、目覚ましい成果を上げ、紹介してくれた社員の上司になってしまったら?(紹介した人はモチベーションは維持できるのだろうか?)

紹介した側も、された側も、上記のようなケースが起きてしまったら、それぞれの気持ちはどんな感じになるのだろうか?ただ従来の公募型の採用モデルだけでは、これからの人材確保はますます厳しいものになっていくのは明らかです。リファラル採用に限らず、さまざまな手法が導入し、トライアンドエラーを重ね続けられる企業こそが、最適な人材採用スキームを手に入れるのでしょう。

あなたには、自らを推薦してくれる知人はいますか?

  • hana
  • この記事を書いた人
    hana

    クリエイティブディレクター 兼 代表取締役 採用領域のクリエイティブに1989年より携わる。リクルート社を退社後、2012年3月にRCD設立。ビールをこよなく愛す、age 50 years。

ABOUTこの記事をかいた人

hana

クリエイティブディレクター 兼 代表取締役 採用領域のクリエイティブに1989年より携わる。リクルート社を退社後、2012年3月にRCD設立。ビールをこよなく愛す、age 50 years。